カナダ PEI紀行 ⑤2018/09/29

7時に朝食に行くと食堂は日本人だらけで、ほとんどが中高年の女性でした。昨日ホテルに到着したと思われます。
今日は1日中自由行動の日です。あらかじめ見つけておいたスーパーマーケットへ歩いて向かいました。土曜日ですから通勤の車も無く町全体が静かでした。
街並みは何処も同じ
スーパーはホテルから20分程の場所にあり午前9時開店です。丁度開店時間過ぎに到着しました。客は殆んど車で買い物に来た人たちで、我々のように歩いてくる客は見当たりません。
スーパーの名は「Sobeys」、広大な駐車場のある大きな店舗です。
スーパーマーケット「Sobeys」
海外旅行に行くと、いつも現地のスーパーに行くようにしています。地元の人の生活用品や食品が現地価格で手に入るからです。
東南アジアのような開発途上国、ヨーロッパでも観光地は、観光客向けと地元民向けで同じ製品でも価格に大きな違いがあるのが当たり前ですが、PEIではどこで買ってもほとんど変わりません。
観光客を大事にする姿勢がこういうところにも表れています。
スーパーで食品や生活用品、昼食用の寿司とサラダを買い込み、道の反対側にあるドラッグストアーの隣にあるペットショップに寄りました。
ドラッグストアの隣にペットショップ
入るとすぐに店員がペラペラと話しかけてきました。たぶん買い物のお手伝いをしましょうかと言っているのではないかと思い、見ているだけですと言うと離れていきました。
わが家のワンちゃん用にリード用装着具とおやつを買い、のんびり歩いてホテルに戻りました。途中で木製の電柱を見つけました。
木製の電柱
日本でも昔は木の電柱が当たり前だったので懐かしく、早速写真に収めました。
PEIでは信号のない交差点を渡ろうとすると、必ず車が停まってくれます。
滞在中、何度も道を渡りましたが、車が停まってくれないことは一度もありませんでした。日本では車が通り過ぎるのを待って歩行者の方が急いで渡りますが(法律上は停まらなければならない)、こちらではそのようなことはありません。
人の数と車の数が大きく違っているところはありますが、規則が良く守られていると感心しました。
バスに乗っていた時、対向車線にスクールバスが停まっていたので、我々のバスも停車し、スクールバスの後ろの車も全て停車しました。
スクールバスの乗降中は、周囲の車は必ず停車するのがルールだそうです。スクールバスの前部(たぶん後部も)には折り畳みのバーがあり、乗降の時に子供たちを守るように歩道側を塞ぐようになっていました。
もっとも守らないと50万円の罰金だそうですから当然守ります。
ホテルに戻って、買ってきた寿司などで昼食にしました。海苔巻きは中に人参も入っていて、コメはボロボロ、寿司とは名ばかりの食べ物でした。
午後は3時にホテルを出て、ダウンタウンで買い物をしました。
リホーム中
最初に海岸まで歩きました。岸壁には中国人観光客向けの遊覧船が停泊しています。
港の中国人向け観光船
中国人の経営するツアー会社の持ち物だそうで、PEIの雰囲気とは異質な船です。PEIはまだ中国人は少なく、赤毛のアンが中国では知られていないのか、キャベンディッシュを訪れる中国人はほとんどいないようです。
我々のガイドがたまたま、グリーンゲイブルズで中国人の団体客と一緒になったそうですが、向こうのガイドが拡声器で案内していたので雰囲気が台無しだったと嘆いていました。
観光バスの運転手が、中国人の団体を乗せると後の掃除が大変だと言っていたそうです。それに比べて日本人を乗せると、後の掃除は必要ないくらい綺麗だそうです。
国民性の違いで仕方がないのかもしれませんが、中国人が外国に慣れてくるには時間が掛かりそうです。
海岸のピークスワーフから昨日ガイドから教わった店を中心に回り、夕食は一昨日行った「ガハンハウス」へ行きました。
観光馬車
前回は空いていましたが、今回は土曜日で満席です。名前を言って、席はカウンター席かテーブル席かを選択します。20分ほど待ってようやく席に案内されました。
店は日本の居酒屋のように大きな声が飛び交い騒々しいですが、かしこまった店より気楽で和みます。
今回の注文はPEIフィッシュケーキ(タラのすり身とポテトのコロッケ)、定番のフィッシュ&チップス。ビールは4種類のビールがグラス(約200ml?)に入って木の篭に並べられている飲み比べビールを注文。
ガハンのビールはほとんどエールビールでラガービールは1種類(Seaside Chair)しかありません。エールビールはどれも癖のあるビールで「1717」という銘柄は苦みが半端でない味でした。
飲み終わると他の4種類コースも注文しました。ブルーベリーやイチゴ味のビールもあり、バラエティに富んでます。個々のビールの量は少ないですが、トータルすると1.6Ⅼ近くになりました。
勘定を済ませて外に出ると、空はまだ明るく、荒天の名残の雲が残っていました。
不思議な雲

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