早春の赤城鈴ケ岳(1,565m)2012/03/07

9:53駐車場-11:30鍬柄山-12:25大ダオ-13:00鈴ケ岳山頂-14:40鍬柄山-15:38駐車場
前橋市内で通勤ラッシュに捕まり、到着がだいぶ遅くなってしまいました。
白樺牧場の駐車場に車を止め、車外に出るとかなりの強風でした。寒いのでアウターの中にフリースを着込み出発。
最初からかなりの積雪で、表面のクラスト(凍って硬くなった雪)を踏み抜くと膝までもぐってしまいます。
稜線まではしばらく急登が続きました。稜線に出ると、雪道の登下降が鈴ケ岳の手前まで延々と続きます。
稜線に出たころから、強風が徐々におさまり、天気は薄曇り、日光白根山あたりまでは展望できます。
鍬柄山から氷結した大沼と黒檜山
 

遠くに日光白根山が見える
赤城大沼には、数日前に解禁されたワカサギ釣りのテントが数張り見えましたが、放射能の影響で、持ち帰りは禁止との事で、釣り人も張合いが無いと思います。
鍬柄山の北尾根はナイフリッジ(両側が切れ落ちた尾根)で、アイゼンを装着、凍った所もあり、6本爪を持っていきましたが12本爪か10本爪の方が適していました。
鍬柄山北のナイフリッジ
 

大ダオ手前より鈴ケ岳
大ダオから鈴ケ岳の最後の急登になります。岩稜が入混じった登りで、ここでも6本爪アイゼンは不安定でした。
頂上からの展望は、薄曇りのため遠くは霞んでしまい、冬晴れの透き通った展望とは大分落ちます。
鈴ケ岳山頂から地蔵岳(アンテナの山).
 
昼食は帰りの鍬形山の手前で取りましたが、風が結構あり、何とか湯を沸かしてコーヒーをいれ、暫し休息しました。
我々以外には、先行した単独行が一人いただけで、静かな山行でした。駐車場に戻ったのは3時半頃ごろ、帰りに日帰り入浴施設ふれあい館(JAF割引で450円)で入浴し帰途につきました。