尾瀬ヶ原ハイキング2012/07/16

尾瀬ヶ原ハイキングに誘われ行って来ました。三連休の最終日、予想通り、人々人の群れでした。幸い天気は曇り時々晴れで、シーズン最盛期の尾瀬ヶ原を見ることが出来ました。
地図
8:00鳩待峠-9:00山の鼻-10:25分岐-11:11山の鼻13:00-14:02鳩待峠
戸倉の駐車場に着くと、丁度、第一駐車場が満杯になったところで、第二駐車場に止めました。駐車料金は千円、鳩待峠までのバス・タクシー料金は片道900円です。マイクロバスにはすぐ乗れ、鳩待峠までは20分チョット。
峠は団体旅行バスなどで混雑していました。我々は総勢15名、殆どがハイキングも久しぶりのメンバーです。
鳩待峠
メンバーの中には、私の車に同乗したアメリカ人夫婦がいました。装備は軽装、夫はショートパンツ。妻はジーパン。近所に散歩に出かける様な格好です。日本人はそれなりの装備で、考え方の違いが分かって面白かったです。
昨年の7月に、八ヶ岳連峰の西天狗岳の頂上で、アメリカの青年が、ショートパンツ・サンダル履きで来ていたのにビックリしましたが、国民性の違いなのか、日本人はクソ真面目に考える民族のようです。
鳩待峠からは、山の鼻まで、約1時間の下り道です。最初は木枠で囲った石畳の道ですが、石が蛇紋岩で、濡れているとツルツル滑ります。以前、至仏山に登った時、濡れた蛇紋岩に足を捕られ苦労した事を思い出しました。
山の鼻への木道
暫らくすると木道に変わりますが、前にも後にも人の列が続きます。山の鼻でしばし休憩、その後、尾瀬ヶ原に向かいました。
尾瀬ヶ原の木道を行く
さすがに尾瀬ヶ原はシーズン最盛期、ニッコウキスゲやワタスゲ、カキツバタやヒツジグサ、モウセンゴケなどが沢山咲いていました。
カキツバタの群落

ニッコウキスゲ
途中、写真を撮りながら歩くので、中々前へ進みません。牛首分岐で休憩、山ノ鼻に戻りました。
ワタスゲの群落と至仏山

遠くに燧ケ岳
山の鼻で昼食にしましたが、登山客でゴッタ返していました。中国語や韓国語も聞こえてきて、国際色も豊かです。山の雑誌から抜け出したような山ガールや山ボーイが沢山いて、昨今の登山ブームを実感できました。
小屋でコーヒー(350円)を注文しましたが、結構美味しかったです。随分前の話ですが、北アルプスの山小屋で、コーヒーを注文したら、インスタントコーヒーが出てきた事がありましたが、今とは時代が違いますね。
あまりにも便利になってしまい、町の生活と変わらない様になると、山に来た気がしなくなるのは私だけでしょうか?
鳩待峠までは、今日唯一の登りです。登りといっても、丘を登る程度で大した事は無いのですが、普段、登ったりしていない人達にはかなり厳しいようで、途中のベンチごとに休憩している人が沢山いました。
鳩待峠には2時到着。帰る人たちでベンチも一杯。並んだベンチに座っている人達は、電線にとまった雀のようでした。
帰りの入浴は、沼田インター近くの「望郷の湯」550円。混雑していましたが、綺麗な施設で、疲れが取れました。